事故
Loading

東武東上線 5月の脱線事故「台車の亀裂見過ごし」が原因か?

 今年5月に東武東上線の中板橋駅と大山駅の間で発生した脱線事故について、東武鉄道は18日に発表した中間報告で、5両目の車両の台車の一部に以前からあった亀裂が広がって、車輪が浮き上がったために脱線した可能性が高いと発表した。

 

 この事故は、今年5月18日午後0時12分ごろ、成増駅発池袋行きの10両編成の普通列車が走行中に、東京・板橋区の中板橋駅から大山駅の間で発生。時速30キロで走行中に、前から5両目の車両の後輪が進行方向右側に脱線し、列車が停車した。

 

 東武鉄道が18日に国土交通省に提出した中間報告によると、事故を起こした5両目の車両は、前後の車輪をつなぐ台車枠の一部である「側ばり」に亀裂があったために、車体の重さが全ての車輪に均等伝わらず、バランスが崩れて車輪が浮き上がってレールに乗り上がった可能性が高いという。

 

 亀裂は事故が発生する前からあったものと考えられているが、点検時に見過ごしていたという。

 

 事故後に、脱線事故を引き起こした車両の台車と同じ2072台車についても緊急点検を実施したが、異常は確認されなかったという。東武鉄道では、引き続き亀裂が発生した原因調査を続けている。

 あなたにオススメの記事