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MERSウイルス ヒト - ヒト感染拡大 医療従事者にも

 世界保健機関(WHO)によると、中東諸国で流行している新型コロナウイルス=MERS(中東呼吸器症候群コロナウイルス)について、22日と23日の両日にサウジアラビア保健省から、それぞれ4人と2人の新たな感染例を確認し、以前に確認された感染者1人が死亡したとの報告があった。

 

 22日の報告では、サウジ東部地域の43歳の女性(すでに回復)と、タイフ行政区で感染患者の治療にあたっていた29歳、39歳、45歳の3人の医療従事者(女性)が新たに感染していた。

 

 この3人の医療従事者のうち2人については自覚症状はなく、感染調査と接触者追跡調査により発覚したもの。

 

 また23日の報告では、サウジの首都リヤドで41歳の女性、東部地域で32歳の男性が確認されており、41歳の女性はすでに報告されている患者と接触があったとのこと。

 

 さらにサウジ保健省からは、東部地域で4月26日から入院していた患者1人が死亡したとの報告もあった。

 

 これにより、2012年9月から現在までのMERS感染症の確定患者は合計70人、うち39人が死亡したことになる。

 

 サウジでは感染地域が拡大しているとともに、今回、自覚症状のない医療従事者からも陽性反応が出ていることで、ヒト - ヒト感染の進行が顕著になっている。

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