外交

首相FB「田中氏は記録一部残してない」は政府見解

 2002年の日朝首脳会談における北朝鮮側と田中均元外務審議官の独自交渉をめぐって、安倍晋三首相が自身のフェイスブックで、田中氏が「交渉記録を一部残していない」と批判、それに対して田中氏が事実関係が間違っているなどと講演で反論したことについて、菅義偉官房長官は25日午後の記者会見で、「交渉記録を一部残していない」のは「政府見解」だとの認識を明らかにした。

 

 同会見で菅官房長官は、「安倍総理は官房副長官として、当時の経緯を一番よく知っている一人ですから、フェイスブックのコメントは責任を持って書かれたものだろうと思っている」との認識を示した上で、「安倍総理は自らの内閣でこの問題を解決したいという強い決意を持って臨んでいることを踏まえれば、これ以上公の場で本件について云々することは国益の観点から控えたい」と、これ以上の言及を避けた。

 

 しかし記者から重ねて「事実関係の確認だが、政府としては記録は一部残っていないと?」と質問されたのに対し、「それは当然です。そういう見解です」と述べて、安倍首相のフェイスブックに書かれた事実関係が「政府としての見解」と同一であることを断言した。

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