医療技術

MERSウイルス 自覚症状ない感染例が続出

 世界保健機関(WHO)によると、中東諸国で流行している新型コロナウイルス=MERS(中東呼吸器症候群コロナウイルス)について、26日にサウジアラビア保健省から、7人の新たな感染例を確認し、以前に確認された感染者1人が死亡したとの報告があった。

 

 この7人のうち6人は、すでに発症している患者と接触があった人を追跡調査する過程で発見されたもので、全員自覚症状はない。

 

 6人のうち4人は首都リヤドと東部地域に住む7歳から15歳の子どもで、残る2人はそれぞれ東部地域とアル・アシャ(サウジ国内で最初に感染例が確認された地域)の医療従事者の女性。

 

 残る1人は、東部地域に住む50歳の女性で、肺疾患症状があり入院中だが、容体は安定しているとのこと。

 

 またサウジ保健省は、23日に報告された東部地域の32歳の男性1人が死亡したと伝えている。

 

 これにより、2012年9月から現在までのMERS感染症の確定患者は合計77人、うち40人が死亡したことになる。

 

 サウジ国内では、現在、感染患者と接触した人の追跡調査を進めており、調査が進むにつれ、自覚症状がないままにMERSウイルスに感染しているケースは今後も増えるものと見られる。

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