感染症
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新潟・上越市で鳥インフル2例目 23万羽を殺処分 感染拡大のおそれ

 新潟県は30日、上越市の採卵養鶏場で約100羽の鶏が死んでいるのが見つかり、遺伝子検査の結果、高病原性鳥インフルエンザ「H5亜型」のウイルスが確認されたと発表した。この養鶏場から180キロ余り離れた関川村のほか、秋田県や青森市でも高病原性鳥インフルエンザが発生しており、感染拡大のおそれがある。

 

 県によると、上越市の採卵養鶏場で29日に約40羽、30日には約60羽が死亡しているという報告を受けて家畜保健衛生所で簡易検査を行ったところ、死んだニワトリ6羽から鳥インフルエンザウイルスの陽性反応を確認。

 

 農林水産省の指示で、30日から今月4日にかけて自衛隊を含む2100人体制で、23万羽の殺処分を行う。また農場の緊急消毒を行い、半径10キロの制限区域内にある農場に対しては、ニワトリや卵の移動制限を指示した。

 

 一方、関川村で発生した発生した高病原性鳥インフルエンザについては、30日の時点で31万羽のうち9万6560羽が殺処分された。

 

 県は防疫措置による環境への影響を調査するために発生農場周辺の河川や地下水の水質調査を行ったところ、硝酸性窒素や亜硝酸性窒素のpH値は基準値以下だった。

 

 青森県や新潟県の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザが相次いでいる問題を受けて、農水省は30日、鶏舎にウイルスを持ち込むおそれのある野鳥やネズミに対して、防鳥ネットの設置や破損箇所を改めて見直し、侵入防止対策を徹底するよう指示を出した。

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