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北朝鮮への制裁強化 国連安保理決議ようやく採択 9月の核実験から3カ月

 度重なる弾道ミサイルの発射と今年9月9日に5回目の核実験に踏み切った北朝鮮に対して、制裁強化を求める国連の安保理決議が30日に全会一致で採択された。北朝鮮の石炭輸出に制限をかけるなど、これまで最も厳しい内容だ。

 

 具体的には、北朝鮮の外貨収入源である石炭輸出を年間約4億ドル(750万トン)以下に制限。国連加盟国は毎月の輸入量を報告する義務があり、輸入量が95%に達した時点で加盟国は北朝鮮からの調達を中止しなければならず、制裁逃れができなくなる。

 

 国連安保理によると、北朝鮮は今年1月以来、人工衛星の打ち上げなどと称して、中・長距離弾道ミサイルの発射25回と2回の核実験を実施。安保理はこの問題だけで9回に及ぶ緊急協議を開いたが、9月の核実験から今回の採択までは3カ月近くかかった。

 

 安倍晋三首相は30日、「日本政府は、米韓中ロなどの関係国と緊密に連携し、安保理決議の採択に大きく貢献した。核・ミサイルと拉致問題といった問題の包括的解決に向けて、北朝鮮に対して引き続き、具体的行動をとるよう強く要求していく」とコメントを発表した。

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