地震

死者10万人超 被害想定を大幅見直し 静岡

 静岡県は27日、国の南海トラフ巨大地震の想定見直しを踏まえて、12年前に作られた被害想定を大幅に見直した第4次地震被害想定(第一次報告)を発表、県内での死者は前回想定の18倍の最大10万5000人にのぼるとしている。

 

 今回の想定では比較的発生確率が高いとされるM8クラスの地震(レベル1)と発生確率は極めて低いがM9クラスの南海トラフ巨大地震(レベル2)の2つを想定して地形などを独自分析し、詳細な被害規模を算出している。

 

 この想定によれば、レベル2の地震が発生した場合、最大で静岡県の面積の1割近い732平方キロメートルが震度7の揺れに見舞われ、約2%の158.1平方キロメートルが津波により浸水する。

 

 死者数は約10万5000人(国の想定 約10万9000人)で、うち約9万6000人(国の想定 約9万5000人)が津波により命を失うと想定。

 

 建物被害は、全壊・消失棟数が約30万棟と最悪の場合県内の約2割の建物が全壊・消失するとみている。

 

 静岡県では、今回の想定を踏まえ、今年から10年間で達成すべき「地震・津波対策アクションプログラム2013」を実行して「減災」を目指すとしている。

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