宇宙

豪州沖の海面に出現!巨大な眉毛と目玉の正体は…?人工衛星がとらえた!

 自然は時として、壮大なイタズラで私たち人間を驚かせてくれる。地球観測衛星が昨年末、オーストラリアの沖合の海で、渦巻くようなプランクトンが“目玉”に、山火事から立ち上る煙が“白い眉毛”に見える不思議な光景をとらえた。

 

 これは、米航空宇宙局(NASA)の気象観測衛星が昨年12月、オーストラリア南東部メルボルンとタスマニア島に挟まれた海峡に浮かぶケープバレン島の上空を通過した際に撮影した写真だ。

 

 人口100人足らずのケープバレン島では昨年12月4日、島の西に位置する雷光湾(サンダー&ライトニングベイ)近くで山火事が発生。折からの乾燥も手伝って、火は1週間近く燃え続け、そこから立ち上る煙が南東方向に流れて、上空からは“おじいさんの眉毛”のように見えたという。

 

 そしてその眉毛の下に見える青い瞳は、海中に漂う藻類などの植物プランクトンが集まったもの。ひとつひとつは顕微鏡で見なければわからないほど小さな存在だが、陸上の植物と同様に、光合成によってエネルギーを作り出す葉緑素を持っている。

 

 葉緑素は緑色をしているため、プランクトンが異常発生するとアオコが発生して、海面に巨大な渦巻き目玉を作り出したという訳だ。

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