気象

年明けから続く集中豪雨でタイ南部に洪水 21人が死亡

 タイ南部では元日から降り続く大雨の影響で洪水が発生し、これまでに少なくとも21人の死亡が確認されている。

 

 気象庁によると、北東モンスーンと低気圧の影響で、タイ南部では今月1日以来、異常な大雨が続いていて、ナコーンシー・タンマラート州では、過去30年間で最大規模の洪水が発生して、30万人が被災し、うち7人の死亡が確認された。

 

 タイ南部の洪水は、昨年12月に続いて2度目の発生で、この時は11人が死亡、35万人が避難している。

 

 タイ気象局の発表をもとに、日本の気象庁が推計したところ、ミャンマーとの国境に近いチュムポンでは、1月3日から9日までの7日間の積算降水量が500ミリ近くにのぼり、1月の平年値(65.8ミリ)と比べて、7倍以上になった。

 

 タイ政府内務省は、これまでに南部11州を氾濫危険区域と指定し、防災当局(DDPM)や警察、軍隊を派遣し、被災者の救助や捜索活動を進めている。

 

 タイ気象局によると、マレー半島北西部のアンダマン海にある低気圧は、10日にかけてミャンマーに達する見込みで、タイ南部では引き続き、大雨が降るおそれがあると警戒されている。

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