気象

ラニーニャ現象「春までに終息か」気象庁が見通し

 気象庁は11日、6年ぶりに発生したラニーニャ現象は、春にかけて終息に近づいていると発表した。

 

 ラニーニャ現象は、赤道付近から南米ペルー沖にかけての太平洋の海面水温が平年より低くなる現象のことで、昨年9月に発生。

 

 しかし12月は、日付変更線付近の海域で対流活動があまり活発ではなかったが、東から西に向かって吹く貿易風が平年並みだったため、海面水温は基準値を0.4℃下回るのみとなった。

 

 このため気象庁は、「ラニーニャ現象は今後終息し、春にかけて平常の状態に戻る可能性が高い(70%)」と発表した。

 

 太平洋海域の海面水温が平年より高くなるエルニーニョ現象と違って、はっきりした特徴が見えにくいラニーニャ現象だが、気象庁は昨年10月に西日本で続いた「高温と日照不足」について、「ラニーニャ現象が影響していた可能性がある」と分析している。

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