原子力

大飯原発「活断層ではない」 関電が追加調査

   関西電力は1日、大飯原発(福井県おおい町)で活断層かどうか意見が分かれている断層について追加調査を行なった結果、「活断層ではない」とする見解を発表した。


   大飯原発の敷地を南北に走る「Fー6断層」は、これまでにも原子力規制委員会の専門家が調査しているが、活断層かどうかは判断がついておらず、今回、関電は規制委から追加調査の指示を受け、敷地の南側を新たに掘削した。


   長さ約70メートル、幅約50メートル、深さ約40メートルの溝を掘ったところ、溝の底で向きや傾斜から「Fー6断層」とみられる断層を発見。この20メートルほど上の地層で9万5000年前や23万年前の火山灰が確認され、その間の地層にずれや変形はなかったという。


   このため、関電は、耐震設計上の基準となる後期更新世(12〜13万年前)以降に活動していないとして、「Fー6断層は活断層ではない」と判断した。


   大飯原発3、4号機を巡っては、8日に施行される新規制基準に適合するための対策について、関電は6月末で完了させたとしており、3日の規制委の定例会で運転継続が認められる見通し。ただし、断層の問題は先送りしており、規制委は関電のまとめる詳細な調査結果を検証する。

 

 

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