生物
Loading

ワニがオレンジ色に!突然変異か?それとも…?米南部で目撃

 米国南部では先月、フロリダ州の散歩道をノソノソ横切る巨大ワニの目撃情報があったのは記憶に新しいが、今度は北のサウス・カロライナ州で体が全身オレンジ色のワニが見つかった。

 

 珍しいオレンジ色のワニが見つかったのは、大西洋に流れるクーパー川を北上したところにあるハナハン。かつて海軍の武器基地があったこの町の南に位置するタナー・プランテーションのスーパーマーケット近くの池で、最近風変わりな住民の姿が目撃されるようになり、池周辺は連日見物客でごった返すようになった。

 

 ハロウィーンの季節なら人気者になれそうな全身オレンジ色のワニの種類は、サウス・カロライナ州に生息するアメリカ・アリゲーター。別名ミシシッピ・ワニとも呼ばれ、成長すると、オスなら平均4メートル、重さは230キロほどに達する巨大な種類だ。

 

 この池で目撃されるワニは全長1.2〜1.5メートルほどと小柄なため、まだ若く、目撃者からはその体の色から「アプリコット(杏)ちゃん」だとか、地元サッカーチームの応援団長(チームカラーがオレンジ)などという愛称で呼ばれている。

 

 しかし、州の野生動物保護局(DNR)によれば、野生のワニの体がこんな色になることはなく、専門家は冬眠中表面に泥の中に含まれた酸化鉄のせいか、または水の中の汚染物質か藻類の影響だと指摘。古い角質が剥がれ落ちて脱皮すれば、数週間後には元通りになるだろうと予想している。

 

 米国でオレンジ色のワニが発見されたのは、実は今回で2度目。2011年には今回の場所から600キロ以上離れたフロリダ州ベニスでも同じようなワニが目撃され、その際にも専門家が生息環境の水に含まれる何らかの成分が影響している可能性が高いと指摘されていた。

あなたにオススメの記事