環境
Loading

中国大陸からの黄砂予測「より正確に」22日から運用開始「的中率」上がる

 今月に入って、各地で花粉の飛散が観測され始めたが、この季節になると花粉やPM2.5と同じくらい悩ましいのが、中国大陸から風で運ばれる黄砂。洗濯物や車への汚れにも多大な影響を及ぼす黄砂について、気象庁は今月22日以降、予測精度をアップした情報の提供を始める。

 

 中国内陸部の砂漠や黄土などの土壌や鉱物が大気中の汚染物質と一緒になって到達する黄砂は、健康や自然環境への被害のほか、見通しを悪くして交通渋滞を招いたり、洗濯物や車の汚れなど、日常生活にも多大な影響を与える。

 

 気象庁では黄砂が社会問題化し始めた2004年に予測を始め、ホームページを通じて、翌日から4日先までの分布情報を提供してきた。

 

 今回、中国大陸での舞い上がる黄砂粒子の計算方法を改良し、これまで東西110キロ、南北140キロの間隔で分布を予測していたシステムを、より細かい50キロ四方間隔に改善することで、黄砂の広がりが正確で詳しく予測できるようになった。

 

 システム改良によって、過去の予測分布を検証したところ、対象地域の空振りや見逃しが減少するとともに、翌日の黄砂予測的中率が大幅に上昇するという。

 

■大気中のPM2.5分布については、ハザードラボ「PM2.5」マップをご覧ください。

あなたにオススメの記事