地震

7日の三陸沖地震は「複雑な?アウターライズ」 気象庁

 気象庁は、7日夕方に発生した三陸沖のM7、M6の地震について、当初アウターライズ地震だと発表していたが、10日に改めて記者会見を開き、この地震が「単純なアウターライズ型」とはやや異なる、複雑なメカニズムを持っていたことを説明した。


 アウターライズ地震とは、断層の外側、つまり海側プレート上で生じる地震で、プレート境界型地震により、断層が破壊された影響で引き起こされることが多い。 状況によっては大きな津波を引き起こす可能性があるため、東日本大震災以降、気象庁などは警戒を強めていた。

 気象庁の斎藤誠地震情報企画官によると、今回の三陸沖地震は、まず日本海溝よりも外側のプレートが圧縮されて上下に歪む逆断層地震(アウターライズ型)が発生し、続いて海溝よりも内側でプレートが引き伸ばされて歪む正断層地震が発生したとのことで、「やや複雑なアウターライズ」と表現している。

 ちなみに類似する例は100年くらいでみれば数件はあるかもしれないとのこと。


 同企画官は「東日本大震災以降、余震は少しずつ数を減らしているが今回のような強い地震も時々発生しているので注意が必要。アウターライズ地震後には余震などが収束するといった解釈をしている人もいるが、安易な判断はやめてほしい。」と話している。

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