リコール

「お育ちゆえ」今度は外交官がFBで国会議員を中傷

 在スリランカ日本大使館の一等書記官が、自民党国防部会長の中山泰秀衆院議員のフェイスブックで「お育ちゆえの致命的なモノ」などと中傷するコメントを書き込んでいたことが判明し、外務省は中山氏に謝罪するとともに、同職員の処分を検討している。

 

 この書き込みは、6月28日に行われたもので、ヨットの遭難事故で自衛隊に救助されたニュースキャスターの辛坊治郎さんについて、自民党の国防部会で中山氏が「本当に深謀遠慮に足りる計画であったか」などと批判したとの一部報道を受けて書かれたもの。

 

 中山氏は、この報道自体について、他の議員が発言したことを切り貼りして、あたかも自分が発言したかのような誤解を生んでいると主張しているが、これに対し同書記官は、「私怨をよりにもよってこういう公的な場でその地位を利用する形で明言するのは、社会人としても人間としてもあまりに未熟。我慢ができない性分はお育ち故の致命的なモノ」などと批判のコメントを書き込んでいた。

 

 この問題について外務省は4日、中山氏に電話で謝罪するとともに、同書記官の処遇について現在検討中とのこと。

 

 外務省は、「復興庁のツイッター問題があったばかりなのに、SNSでの不適切な利用・行動が起きたことに対しては非常に遺憾。今回の事案については厳正に対処する」としている。

 

 公務員も批判したいことはあるだろうが、フェイスブックは「実名」のSNS。同書記官も実名で、かつ職業欄に堂々と「 Embassy of Japan in Sri Lanka First Secretary」と名乗っている。

 

 批判の内容についての是非よりも、国家の外交を担うキャリア外交官が、実名でその発言をした場合に、結果として何が起きる可能性があるのか?という「自明な結末」すらも想像できないことが最も恐ろしい。

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