健康問題

ニセC型肝炎薬 流通ルート解明 東京・大阪の業者6社に行政処分 製造元は…?

 奈良県や東京都内で、C型肝炎治療薬「ハーボニー配合錠」の偽造品が相次いで見つかった問題で、厚生労働省は13日、東京と大阪の医薬品卸売販売業社6社に対して、偽造品の販売をしていたとして、法律に基づき、改善措置を行うよう命じた。

 

 この問題は今年1月、奈良県の関西メディコが経営する「サン薬局」の系列店で、米国のギリアド・サイエンシズ社製「ハーボニー配合錠」の偽造品が入ったボトル5本が見つかったもの。

 

 偽造品の流通ルートを調べていた厚労省は13日、東京・千代田区の「エール薬品」から、千代田区の「高洋薬品」「フジ薬品」、さらに台東区の「野川薬品」、大阪市の「グローバルネットエルズ」を介して、サン薬局に納品された経緯を解明。

 

 さらに「エール薬品」の出荷先のひとつ、東京・千代田区の「大興薬品」についても、偽造品を保管していたとして、これら6業者に対し、医薬品医療機器等法(旧薬事法)に基づいて、再発防止を求める改善措置命令を行った。

 

 一連の問題では、エール薬品が仕入れた偽造品のボトル15本のうち、5本がサン薬局に納品され、残る9本は卸売業社の手元に保管されていた。偽造品はいずれもパッケージや注意書きが無く、中身は複数のビタミン剤や漢方薬が混在していたことが判明している。

 

 流通ルートが明らかになったことで、厚労省は今後、製造元を突き止め、全容解明を急ぐ方針だ。

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