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湖が一夜にしてピンク色に染まる大珍事 豪州メルボルン

 オーストラリア南東部メルボルンで、湖の水が一夜にして濃いピンク色に染まる大珍事が起きた。「ソルト・レイク」の名のとおり、高い塩分が含まれるこの湖は、高温や雨不足で水量が減少すると、湖の底に生息する藻類が赤く変化するという。

 

 先週お伝えした水道からピンクの水が出たというニュースは記憶に新しいが、カナダの場合は水道処理に使う化学物質が原因だったが、こちらは完全な自然現象。

 

 メルボルン南西部に位置するウエストゲート・パーク内の「ソルト・レイク」は今月7日、湖水の色が塩分濃度の上昇によってピンク色に変化した。

 

 豪州南部ではここのところ続く雨不足と日照りの影響で、湖の水分量が目に見えて減少し、塩分濃度が海水の8〜10倍に急上昇。このため湖の底に生息する「ドナリエラ」という藻の一種が大量発生して、細胞内にβカロチンなどの色素が蓄積し、いわゆる赤潮状態になった。

 

 湖を管理するビクトリア州の公園事務局は、「水の状態は危険ではないが、水泳やダイビングには適していない」と警告し、水温が下がってオーストラリアの冬が始まる6月頃には通常の状態に戻るとしている。

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