火山

伊エトナ火山 再び爆発的噴火 前回を超える規模か?

 イタリア・シチリア島のエトナ山は15日、再び爆発的噴火を起こした。噴火は現地時間の朝に始まったが、山頂火口から大量に放出される噴煙で、周辺は一瞬で暗くなり、真っ赤なマグマが噴出されて、夜まで新たな溶岩流が流れ続けた。

 

 イタリア地球物理学火山国立研究所(INGV)のカターニャ観測所によると、エトナ山は現地時間15日午前7時(日本時間同午後4時)ごろ、山頂の南東側の火口で爆発的噴火を起こした。

 

 観測所の監視カメラ画像を見ると、噴火の瞬間、大量の火山弾や火山礫が噴出され、茶色がかった噴煙が周辺に立ち込めた。爆発的噴火は2時間近くにわたって繰り返し、溶岩流が火口の南側の斜面に向かってゆっくりと流れ出した。

 

 INGVの現地観測員、ボリス・ベンケさんのツイッターによると、溶岩流の動きは午後5時を過ぎても続き、深夜11時頃にも新たな溶岩流を観測したという。

 

 エトナ山では今年1月下旬から火山性地震の発生回数が急増し、先月28日〜3月1日にかけて起こった大爆発で、山頂周辺に新たな溶岩ドームを形成。INGVは「噴火の特徴は、前回によく似たストロンボリ式で、規模は上回るかもしれない」として、引き続き警戒を強めている。

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