震災復興

関東大震災から90年 横浜で「復興」テーマに企画展

 関東大震災から90年を迎えるのを前に、横浜市の都市発展記念館と開港資料館、市史資料室は共同で、「復興」をテーマにした企画展を13日から開催する。

 

 1923(大正12)年9月1日の関東大震災で、横浜は一昼夜にわたる大火災に見舞われ、約2万6000人が犠牲になったとされている。企画展は3館それぞれで開かれ、がれきの山から再び港街として再生した横浜の歩みを、歴史資料計約300点を通して紹介する。

 

 メイン会場となる横浜都市発展記念館は「関東大震災と横浜ー廃墟から復興までー」と題し、震災の惨状や復旧作業を伝える新聞記事や写真、ポスターなど、3館の所蔵する資料を中心に展示。震災にまつわる史跡巡りも9月に企画している。

 

 横浜開港資料館は、横浜港の船に助けられた外国人や、家も学校も失ってバラックに暮らした子供たちなど震災を生き抜いた人々の物語を、日記やスケッチといった記録からたどる。横浜市史資料室は、写真家の前川謙三氏が山手など3カ所の丘から街を撮ったパノラマ写真など約70点の写真を展示する。

 

 企画展はいずれも10月14日まで。企画を運営する横浜市ふるさと歴史財団は「災害の記憶を風化させることなく、減災に向け、あらためて関東大震災を振り返る機会になれば」としている。

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