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海水から事故後最も高い濃度のトリチウム 福島第一原発

 福島第一原発の地下水から高濃度の放射性物質が見つかった問題で、東京電力は6日、港で採取した海水のトリチウム濃度が1リットルあたり2300ベクレルと、事故以来、最も高い値になったと発表した。

 

 海への影響を調べるため、東電は港湾内などで継続して放射性物質の濃度を観測。このうち、取水口の北側では、トリチウムの濃度は1リットルあたり200ベクレル程度で推移していたが、5月以降は上昇し、3日に採取した海水で同2300ベクレルが確認された。

 

 2300ベクレルは国が定める海への排出基準(トリチウムは同6万ベクレル)の26分の1だが、観測用の井戸で見つかった高濃度の汚染地下水が海に流れ出ている恐れがある。海から4〜5メートルの井戸からは、これまでに基準の8.5倍にあたる51万ベクレルのトリチウムも検出されている。

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