宇宙

美しい!夜の地球 彩る光 NASAが衛星画像を公開

 米航空宇宙局(NASA)は13日、地球観測衛星が撮影した夜の地球の写真を公開した。漆黒の球体の上に、それぞれの国土や都市の形に沿って浮かび上がる黄金色の光は、まるで銀河に瞬く星雲のようだ。一方で、この画像を見れば、それぞれの地域の電力消費量が一目で理解できる。

 

 この衛星画像を撮影したのは、当サイトでも、カムチャッカ半島の火山から流れる噴煙や南極の氷床の減少に関する記事で、たびたび観測画像が登場する米国の気象衛星スオミNPP。

 

 ふだんは上空824キロの軌道で、1日14回地球を周回し、5台の観測機器を使って、地球の湿度や温度の計測、南北両極のオゾンホールの観測のほか、大規模な山火事や海氷の動き、地形の変化を追跡している。

 

 衛星は、地球のあらゆる場所を毎日午前と午後の1時半に、縦3000キロの帯状にわたって撮影している。NASAの地球科学者、ミゲル・ロマンさんが率いる研究チームは2016年に撮影された各地の観測写真をつなぎ合わせて、夜の地球の姿を合成した。

 

 イタリアやインドなどは、街の光がその特徴ある国土の形を浮かび上がらせ、エジプトはナイル川沿岸だけが明るく光る。ここで紹介するのは、そのほんの一部だが、NASAのサイトでは高解像度で画像がダウンロードできるので、ぜひ気になる都市の夜の姿を楽しんでほしい。

あなたにオススメの記事