防災知識

ミサイル発射時の「Jアラート」古いケータイやスマホでは対応しない場合も…

 北朝鮮との関係が日増しに緊張を強めるなか、弾道ミサイルが日本に飛来する場合に、瞬時に緊急情報が伝わる「Jアラート(全国瞬時警報システム)」について、製造年が古い一部の携帯電話やスマートフォンでは対応できない可能性が明らかになる、政府が対応に追われている。

 

 Jアラートとは、北朝鮮からの弾道ミサイル落下やテロ、津波をはじめとする大規模災害に備えて、通信衛星と全国の防災無線を使って、緊急情報を瞬時に伝えるシステム。発動された場合は、特別なサイレン音が鳴ってメッセージを流したり、携帯電話やスマートフォンの緊急速報メールで避難行動をとるよう指示する仕組み。

 

 政府は、内閣官房の「国民保護ポータルサイト」や消防庁のホームページを通じて、緊急時の避難行動について告知しているが、格安スマートフォンや製造年が古い携帯電話では、エリアメールや緊急速報メールが受信できない事実が判明した。

 

 「国民保護ポータルサイト」ではこの問題について、「契約先の携帯電話会社に問い合わせしてほしい」と指示するだけだが、菅義偉官房長官は11日に消防庁に対し、Jアラートを受信できる機種かどうかを確認する方法を掲載するよう指示した。

 

 それによると、大手の携帯電話会社の場合、ほとんどの機種で受信が可能だが、一部の機種ではエリアメール対応をするためにソフトウエアのアップデートが必要になるという。ここに主要4社のURLを記載するので、各自で確認してほしい。

 NTTドコモ→対応サイト

 KDDI、沖縄セルラー→対応サイト

 ソフトバンク→対応サイト

 ワイモバイル→対応サイト

 

 一方、大手携帯電話会社以外(MVNO)の場合、iPhoneは基本的に受信が可能だが、Androidについては一部で配信されていない場合があるので、回線を契約している業者への問い合わせが必要になる。

 

 もしもJアラートが受信できなかったり、できるかどうかわからない場合でも、ヤフーが無料提供している「Yahoo!防災速報」のスマホアプリをインストールしたり、携帯電話のメールアドレスを登録することで、対応可能だという。また、一部の地方公共団体では、事前にメールアドレスを登録しておくと、ミサイル情報を送ってくる登録制メールを実施しているので、最寄りの都道府県や市町村で確認してほしい。

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