感染症
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悪夢再び…アフリカ・コンゴでエボラ出血熱発生 3人死亡 厚労省が注意喚起

 西アフリカ3カ国での流行が終息したエボラ出血熱が、今度はアフリカ中部に位置するコンゴで発生した。世界保健機関(WHO)によると、先月22日以降、感染の疑いが9件報告されており、そのうち3人が死亡している。

 

 エボラ出血熱に感染した疑いがある患者は、コンゴ北部のバ・ズエレ州で発生。4月22日以降、3人が死亡し、現在6人が入院して治療を受けている。

 

 コンゴ保健省は11日、患者5人からウイルスの陽性反応が確認されたとしてWHOに報告。日本の厚生労働省はWHOからの連絡を受けて、13日に海外渡航者に対する注意を呼びかけた。

 

 エボラ出血熱は一般に患者の血液や嘔吐物、排泄物、分泌物に触れることで感染する病気で、2014年3月以降、ギニアやリベリア、シエラレオネなどの西アフリカで大規模な流行が続き、1万人以上が死亡した。

 

 ウイルスの潜伏期間は2〜21日間。突発的に発症し、発熱や頭痛、筋肉痛など全身の痛みに続いて、急速に悪化し、歯茎からの出血や便に血液が混じることもある。ウイルスの遺伝型は3タイプ確認されており、致死率はザイール型が約90%、スーダン型は約50%と高い。

 

 コンゴでは、西アフリカでの流行とは別に1976年以降エボラ川近くの村で発生が報告されており、病名の由来となっている。

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