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Googleグループで環境省の条約交渉閲覧可「論外!」官房長官

 インターネット上でのメール共有サービス「Googleグループ」を利用していた環境省の水銀規制をめぐる条約交渉の内部メモなどが誰でも閲覧できる状態になっていたことについて、菅義偉官房長官は10日午後の記者会見で、「これは環境省の情報セキュリティポリシーに明確に反して、基本中の基本を守っていない、誠に恥ずかしいことで論外だと思っている」と怒りをあらわにした。

 

 この問題は、無料のメール共有サービス「Googleグループ」を利用していた5省庁などの内部情報が、初期設定のままだったことから、誰にでも閲覧可能な状態になっていたもの。

 

 特に環境省では、1月にスイスで開かれた水銀規制の条約の交渉状況を記した内部のメモなどが閲覧可能になっていた。

 

 この問題について菅官房長官は、石原伸晃環境相に対し「事実関係の徹底、そして調査・再発防止についても万全の対策を早急にとるよう強く申し入れた」と述べるとともに、他の省庁についても「環境省のような国際会議というようなことではないが、若干そういう部分があったと報告を受けている。全省庁に対しても類似の事案がないか、早急に捜査するよう指示した」と説明。

 

 また菅官房長官は、再発防止を徹底するため明日にも杉田和博官房副長官を議長とする全省庁の最高情報セキュリティ責任者からなる対策会議を開催するよう指示したことも明らかにした。

 

 さらに記者からGoogleグループが「無料サービス」であったことについて質問されたのに対し、「基本的に無料サービスであっても極秘の部分は極秘だって決めてありますから。基本を守ってなかったってことですよ。ここがまず論外だって申し上げたんです」とかなり憤懣(ふんまん)やるかたない様子。

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