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天変地異の前触れか?ふたつの頭を持つイルカ 漁師驚愕 オランダ

 オランダ沿岸の北海で先月、ふたつの頭を持つイルカが漁船の網に入っているのが発見された。違法な捕鯨ととがめられることをおそれた漁師は、海にリリースしたが、その際にとらえた写真が研究者の目に止まった!

 

 珍しい双頭のイルカが見つかったのは、先月30日、オランダのロッテルダム沿岸から28キロ沖合に位置する北海だ。

 

 ロッテルダム自然史博物館によると、このイルカは生まれたばかりのネズミイルカのオスで、体長約70センチ、体重は6キロ程度と推定され、背びれは無く、尾びれもフニャフニャと柔らかく、へその緒は最近はずれたばかりのように見えた。

 

 船に網を引き上げた時点ですでに死亡していたが、漁師たちは海洋哺乳類の捕獲が違法だととがめられることをおそれて、写真を数点撮った後に死骸を海に戻したのち、研究者にこの珍事を報告した。

 

 連絡を受けた博物館の海洋哺乳類研究者、アーウィン・コンパニエ氏によると、イルカやクジラなどの海洋哺乳類では、双子の妊娠・出産の発生率が0.5%程度と珍しく、まして、今回のような結合双生児は大変レアなケースだという。

 

 これまで世界では9例の結合双生児の報告があるが、いずれも妊娠した母イルカの胎内で見つかっており、その原因はいまだよくわかっていないという。コンパニエ氏は、今回の発見について「背びれがなく、尾も未成熟のままなので、泳ぐことができず、出産直後に死んだ可能性が高いのではないか」と指摘している。

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