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カワイイ!絶滅危惧種バルカン・オオヤマネコ 10年ぶりに子ネコを目撃

 力強い太い四肢、耳の先の特徴ある長い毛、ヨーロッパやシベリアの森に暮らすオオヤマネコは、斑点模様が美しい野性味あふれる姿が魅力。かつてはヨーロッパ全土で見られたが、繁殖地の破壊や密猟によって、各地で生息数が激減。なかでもマケドニアのバルカン・オオヤマネコは、確認されている生息数が50匹と絶滅が危惧されている。

 

 そうしたなか、マケドニアの環境保護団体の研究者は今月初め、アルバニアとコソボとの国境に近いマブロヴォ国立公園内の洞窟近くで、10年ぶりに生まれたばかりのバルカン・オオヤマネコの赤ちゃんの姿を目撃したことを明らかにした。

 

 公開された赤ちゃんオオヤマネコは、その特徴ある長い耳毛やアゴの周りのふさふさした毛も伸びておらず、なんともあどけない表情だが、イエネコに比べるとたくましい手足は将来の雄々しい姿を想像させる。

 

 周辺に母ネコの姿は見えなかったが、洞窟近くの岩場の柔らかな枯葉がたくさん積もった斜面で、葉の色と同化するように身を潜めるようすは、エサの狩りに出かけた母親を待っているよう見える。

 

 長年、オオヤマネコの保護活動のボランティアを続けているコロブスキーさんは、奇跡的にその姿をとらえられたとして、「新しい世代がたくさん生まれてくれれば、こんなに嬉しいことはありません」と喜びを語っている。

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