火山
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西之島の噴火活動「2014〜2015年並み」溶岩塊1分毎に噴出

 今年4月、約1年5カ月ぶりに噴火活動を再開した小笠原諸島の西之島について、気象庁気象研究所は19日、「休止していると考えられていた噴火活動が、前回と同程度まで活発になっている」との見解を示した。

 

 先月25〜27日、海洋気象観測船で西之島の観測を実施した気象庁によると、西之島では1分間に1回ほどの頻度で、火口から溶岩塊を放出するストロンボリ式噴火を繰り返しながら、1時間に1回程、空気の振動を伴う爆発的噴火を起こしている。

 

 山の北側斜面から流れ出した溶岩は、海に流れ込んでいて、高温の溶岩と海水が接触することで、ときおり激しい水蒸気爆発も観測されたと言う。

 

 海上から、大気中の紫外線の波長を計測する装置で火山ガスに含まれる二酸化硫黄量を観測したところ、1日あたりの平均放出量は約500トンと推定された。これは、2014〜2015年当時の1日平均400〜900トンに相当する量で、マグマ活動が前回と同程度に復活していることを示している。

 

■国内の他の火山の現状については、ハザードラボ「火山マップ」をご覧ください。

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