食中毒

花の形の寄生虫クドア ひらめの刺身で18人が食中毒 富山県

 顕微鏡で見ると花の形をしている寄生虫「クドア・セプテンプンクタータ」が原因の食中毒が富山県砺波(となみ)市内の日本料理店で発生したと、富山県がきょうまでに発表した。

 

 食中毒が発生したのは、富山県内に複数のチェーンを持つ日本料理店「柿里本店 花御堂」(砺波市高道)。

 

 県厚生部によると、先月24日と25日の二日間、同店で食事した30代から80代にかけての2グループ18人が、嘔吐や下痢などの食中毒症状を訴えているとの届け出を受け、厚生センターが調べたところ、患者の便から寄生虫が検出されたことから、この店を1日間の営業停止処分にした。

 

 クドア・セプテンプンクタータは、ひらめの筋肉に寄生し、刺身などで食べると、2〜20時間程度で食中毒症状を引き起こす。クドアが寄生しているひらめは見た目に変化がなく、肉眼で確認することもできず、生態や発症メカニズムには謎も多い。

 

 厚生労働省によると2011年〜2016年までの6年間に、国内で発生したひらめの刺身によるクドア食中毒は176件、患者数は1978人にのぼる。

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