生物

愛知県春日井市でヒアリ発見…新潟県長岡市ではダンボールから?

 愛知県と環境省は10日、中国から出港し、香港経由で先月30日に名古屋港で陸揚げされ、春日井市に搬送されたコンテナ内部から新たに強毒のヒアリが見つかったと発表した。国内でのヒアリの確認は6例目だが、港から15キロ以上離れた内陸部で発見されたのは今回が初めて。

 

 環境省によると、このコンテナは先月下旬に中国広東省の南沙港を出港した貨物船に積載され、香港を経由して先月30日に名古屋港の飛鳥埠頭に到着。コンテナ置き場に陸揚げされたのち、今月6日に春日井市でコンテナから荷出しして倉庫に搬入されたところ、荷主がアリの付着に気づき、愛知県に通報。

 

 名古屋港に戻された空のコンテナを確認したところ、8匹のアリを見つけ、殺虫処分した。その翌日の7日、春日井市の倉庫を調査した結果、新たに5匹の死骸を発見。名古屋港でのコンテナでも3匹が見つかっている。県と市では周辺に捕獲用の罠と殺虫剤を設置するとともに、10日に春日井市で見つかったのがヒアリだと確認した。荷物については、荷主が燻蒸後、すべて廃棄処分にされるという。

 

 一方、新潟県も10日、長岡市滝の下町でヒアリの疑いがあるアリが数十匹〜100匹程度見つかり、殺虫剤で駆除したと発表した。よく似たアリが見つかったのは、フィリピンから届いたダンボール箱で、長岡市が採取した検体を環境省に提出し、特定を急いでいる。

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