宇宙

「触らないで!」NASAに謝ったペンス副大統領 米国でネタにされる

 米国のマイク・ペンス副大統領は今月、米航空宇宙局(NASA)のケネディ宇宙センターを訪れて、次世代の有人宇宙船やロケットの発射装置を見学した際、「触ってはいけない」と注意書きがあるにもかかわらず、精密機器に手を伸ばし、その写真がインターネットで世界中に拡散された。ペンス氏は後日、Twitterを通じて「申し訳ない。でも同行者にそそのかされたんだ」と言い訳した。

 

 ペンス副大統領は今月6日、フロリダ州のケネディ宇宙センターを訪問し、2014年に国際宇宙ステーションに長期滞在したグレゴリー・ワイズマン宇宙飛行士らの案内のもと、センター内を視察。

 

 スペースシャトル引退後の有人火星探査機として、開発を進めているオリオン宇宙船や、ロケットの新型発射システムの製造現場を見て回った。

 

 アクシデントが起こったのは、オリオン宇宙船の表面を覆う熱防護カバーを製造するクリーンルーム内。「重要設備:触るな」と但し書きがあるにも関わらず、衆人環視の前でチタン製の機器にヒョイっと手を伸ばしてしまったのだ!同行していた写真家レッド・ヒューバーさんがすかさずこの瞬間を捉えたところ、瞬く間にインターネット上で拡散された。

 

 この写真はジョーク好きのアメリカ人によってさまざまに加工され、インターネット上を大いに賑わせた。問題を重く(?)みたNASAは直後に声明を出し、「表面を触るだけであれば問題ありません。実際の宇宙船に装着される前には徹底的にクリーニングする必要がありますが」とコメント。

 

 ペンス副大統領も「NASAありがとう」と感謝し、その後に「同行していたマルコ・ルビオ議員にそそのかされたせいなんだ」とジョークで返した。さて、教唆役にしたてあげられた可哀想なルビオ氏はというと、「壊れたら副大統領のせいですからね!と私は何度も申し上げたんだ」とコメントしている。

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