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菅元首相が安倍首相を提訴「選挙に利用?」官房長官

 菅直人元首相が16日、東京電力福島第一原発事故への対応について安倍晋三首相が事故当時に書いたメールマガジンの内容に誤りがあるとして名誉毀損で提訴した問題で、菅義偉官房長官は17日午前の記者会見で、「2年以上前のことをなんで今さらなのかなあ、という思いと同時に、選挙もいよいよ終盤になってきて投票が最終的に決まってきていますから、なんか思惑があるのかなあとさえ思う」と述べ、菅元首相が参院選に何らか利用するために、この時期にわざわざ提訴したとの疑念を明らかにした。

 

 この問題は、安倍首相が2011年5月20日に「菅総理の海水注入指示はでっち上げ」と題する記事をメルマガで配信し、菅元首相の当時の行動について、「注入を止めたのは菅総理その人」などと批判したもので、菅元首相は、「虚偽の情報に基づき、名誉を著しく傷つける記事」として提訴している。

 

 同会見で菅官房長官は、「2年以上前のことをこの時期に、ということですよね。だから何らかの思惑があるんじゃないかなと皆さんに思われてもしょうがない」と繰り返し疑念を強調するとともに、訴訟への対応については「選挙の真っ最中ですから、それは終わってから、となるんでしょう」と述べている。

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