歴史

しゃちほこの尻尾が行方不明 愛知県の犬山城に雷が直撃!

 織田信長の叔父の信康が築城したと言われる愛知県犬山市の国宝犬山城で12日午後、落雷があり、天守閣北側のしゃちほこが壊れ、天守内の保安設備が故障したことがわかった。犬山城ではしばらくの間、天守への立ち入りを制限している。

 

 愛知県では12日午後、北西部の尾張地区を中心に雷を伴う豪雨が降った。この影響で、犬山城では落雷が直撃し、天守閣の北側に取り付けられているしゃちほこの尾の部分が破損していることがわかった。

 

 当時、犬山城は営業中だったが、しゃちほこの損壊によるけが人は報告されていない。壊れた尾のかけらは見つかっておらず、きょうは朝から市の職員が捜索にあたっている。

 

 1537年に築城された犬山城は、木曽川の交易、政治、経済の要衝として、戦国時代の攻防の要となった。明治時代の廃藩置県で愛知県が所有してからは、天守以外のほとんどの建物が取り壊され、1891(明治24)年の濃尾大地震ではマグニチュード(M)8.4の揺れで、天守が半壊。かつて尾張藩付き家老だった成瀬家と犬山町民が協力して修復された。現存する木造の天守閣では国内最古だが、しゃちほこは1964年に復元されたものだという。

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