政治

北朝鮮船とみられる船 日本海のEEZ内に出没 水産庁の取締船に銃口向け

 今月7日、日本海の排他的経済水域(EEZ)内で違法操業の外国船を取り締まり中だった水産庁の漁業取締船が、北朝鮮籍とみられる船から小銃を向けられていたと菅義偉官房長官が13日の会見で明らかにした。

 

 官房長官によると、北朝鮮籍とみられる船は今月7日午後4時55分ごろ、石川県能登半島から300キロほど北西にある漁場「大和堆(やまとたい)」で外国船による違法操業の監視にあたっていた水産庁の取締船を数百メートルほど離れて追尾していたという。

 

 外国船の乗組員が小銃を構えて銃口を向けているのに気づいた水産庁の職員は、現場の海域から離脱しようとしたが、数十分にわたって追跡を受けた。

 

 船名がなく、国旗も掲げられていないことから船籍も不明だが、船の形状などの分析から、北朝鮮関係の船舶である可能性が高いという。

 

 報告を受けて、水産庁や海上保安庁、外務省などの関係省庁で連絡会議を開き、外務省が北京の大使館ルートを通じて北朝鮮側に正式に抗議した。

 

 北朝鮮籍とみられる船が現場海域でどんな目的で何をやっていたのかについて問われた菅官房長官は、「予断を持った発言は控えたい。関係機関が現在分析している」と答えた。

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