火山

血潮のように噴き出すマグマ!仏領レユニオンで噴火始まる

 インド洋に浮かぶフランス領レユニオン島では14日(現地時間)、ピトン・ドゥ・ラ・フォルネーズ火山が噴火した。山腹にできた割れ目からは、長さ450メートルにわたって帯状に溶岩が噴出した。

 

 パリの地球物理学研究所(IPGP)のレユニオン火山観測所によると、今月14日、ピトン・ドゥ・ラ・フォルネーズ火山の地下を震源とする火山性微動が活発化し、同日午後12時50分ごろ、南側の斜面から溶岩の噴出が始まった。

 

 レユニオン島は、マダガスカル島から800キロほど東に位置する火山島で、ピトン・ドゥ・ラ・フォルネーズは、島の南東部に位置する標高2631メートルの活火山。山頂には南北9キロにわたるカルデラ内に、ふたつのクレーターを持つ楯状火山があって、これらのクレーターと山腹の斜面では、過去10年間にひんぱんに噴火が発生している。

 

 ピトン・ドゥ・ラ・フォルネーズ火山では、今年5月下旬からマグマの上昇を示す山体の膨張が観測されており、火山性微動が急増していたことから、地元観測所で警戒体制を強化していた矢先の噴火だったことから、これまでに大きな被害は出ていない。

 

 山腹にできた地割れは、長さ450メートルほど南北に伸びて、最大7カ所で溶岩が噴出している。そのうち2カ所では小さな噴出口の周りに溶岩が堆積し、すでに小さな溶岩ドームが形成されつつあるという。

 

 一列に連なって噴出する溶岩は、山肌から噴出する鮮血のようでものすごい迫力だ。

 

■国内の火山の状況は、ハザードラボ「火山マップ」をご覧ください。

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