経済

「自動車の街」米デトロイト市が財政破綻

 20世紀の自動車産業を象徴する「自動車の街」米中西部のデトロイト市が18日、財政破綻のため連邦破産法第9条を申請した。負債総額は約180億ドル(約1兆8000億円)で、米国自治体の財政破綻としては史上最高の負債額。

 

 デトロイト市は五大湖のほとりに位置する、米国最大手の自動車メーカーGM(ゼネラル・モーターズ)の本拠地で、市の財政の大部分が自動車産業により支えられてきたが、モータリゼーションの構造的な衰退にともなって治安も悪化、人口の流出が続き、最盛期には約180万人いた市の人口は現在、半分以下の約70万人まで落ち込み、税収が慢性的に減少して財政難に陥っていた。

 

 ミシガン州のスナイダー知事は今年3月、同市の財政非常事態を宣言し、債権者と協議を続けていたが市財政再建のめどは立たず、今回の連邦破産法第9条の申請となった。

 

 

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