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閲覧注意「血が止まらない!」ビーチで謎の生物に足を食われた少年 豪州

 

 豪州メルボルン近くのビーチで今月5日、ビーチで30分ほど遊んでいた16歳の少年が、謎の生物に両足を食われ、血だらけで病院に運ばれる出来事があった。海ダニと言われる小さな甲殻類の一種に襲われたのだという。

 

 地元紙などの報道によると、16歳のサム・カニゼイ少年は今月5日夜、スポーツで火照った足を冷やそうとブライトンビーチの浜辺で水遊びをしていた。

 

 この間、わずか30分。サムは両足にチリチリした痛痒さを感じていたが、寒さのせいだろうと深く考えなかった。水から上がり、砂の汚れを払い落とそうとした際に、両足からとめどなく血が流れ、小さな虫がびっしりと塊のように張り付いているのに気づいた。

 

 救急病院に搬送されたあとも、サムの両足の流血は止まらず、医者が治療している間、父親のジャロッド氏は息子を襲った犯人を特定しに、ダイビングスーツに身を包んでビーチに戻った。そこで、息子から食いちぎった皮膚に群がるダニかシラミのような小さな生き物を発見。

 

 ビクトリア博物館の海洋生物学者ウォーカースミス氏が調べた結果、甲殻類の一種である「リシエンサス両生類」だと特定した。この生物は、ふだんは死んだ魚や海洋生物を食べる「海の掃除屋」の役割を果たしていて、体長は数ミリから最大で20センチにもなり、熱帯地方の海域に分布しているというから、日本とは逆に冬のシーズンにあたる南半球のメルボルンになぜ現れたのかは謎が残る。

 

 サム少年の流血が止まらなかった問題についてウォーカースミス氏は、「この生物の生態は明らかになっていない部分が多いが、噛まれると、血液を固まらせないようにする抗凝固作用があるのかもしれない」と指摘している。

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