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全長37m 体重60t!世界最大の恐竜化石6体 アルゼンチンで発見

 頭から尾までの長さが37メートル、体重は60トンを超える世界最大の草食恐竜の化石が、南米アルゼンチンのパタゴニアの採石場で見つかった。大腿骨だけで2メートルを超え、1体の重さはアジアゾウ10頭分にも匹敵するという。

 

 世界最大の草食竜の化石は、アルゼンチンとチリの国境に近いパタゴニアの採石場で、牧場の労働者が2012年に発見。それからアルゼンチン古生物学博物館(Mef)や米国などの国際チームが中心となって18カ月間かけて、全部で6体分の巨大恐竜の化石を発掘した。

 

 分析の結果、1億3000万年前から8300万年前の亜紀中期に生息していた「ティタノサウルス類」に属する草食恐竜だと判明。発見場所にちなんで「Patagotitan mayorum(パタゴタイタン・マヨラム)」と命名した。

 

 出土した骨のうち、巨体を支える大腿骨や上腕骨が2.4メートル近くあることから、研究チームは、地面から肩までの高さが6メートル、長い首を伸ばせば15メートル近くに達すると推定。ビル5階の高さに相当し、鼻から尾の先端までの全長は37メートルと、サッカーのピッチサイズの半分近くになるという。

 

 6体の骨の化石は、地層こそ違うが、いずれも同じ場所から見つかったことについて、研究チームは、かつて湖だった場所が干ばつで水が干上がったことから死亡した可能性が高いと推測している。6体の骨は、成長過程を示す痕跡が残されており、さらに巨大な恐竜化石の発見に結びつく可能性が期待されているという。

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