火山

カムチャッカ三大火山が一斉噴火 航空コードはオール危険度2

 

 カムチャッカ半島では、シベルチ山で激しい爆発が相次ぎ、溶岩流が発生したほか、13日未明には南部のカリムスキー火山が噴火するなど、三大火山の活動が活発化している。ロシア科学アカデミー(IVS FEB RAS)のカムチャッカ火山観測所(KVERT)は、すべての火山に危険度が2番目に高いオレンジ色の航空コードを発表し、注意を呼びかけている。

 

 カムチャッカ半島では現在、半島東部の火山帯に位置するシベルチ山、その南のクリュチェフスカヤ山とベズイミアニ山にカリムスキー山、さらに千島列島のエベコ火山の五つの火山すべてに危険度2の航空コードが発令されている。

 

 このうち、今月4日に続いて8日にも激しい爆発が起きたシベルチ山では、直径300〜400キロほどの巨大なキノコ雲が発生し、火山から500キロ以上離れた村まで火山灰が降った。北部斜面には粘度の高い溶岩流が発生し、再び溶岩ドームが成長していることから、今後再びいつ爆発が起きてもおかしくない状態だと言う。

 

 半島最高峰のクリュチェフスカヤ山でも噴火活動が継続していて、山頂の残雪は、火山灰をかぶった東側の斜面だけが黒く汚れ、左右対称に色分けされたような風景を見せている。

 

 一方、カリムスキー山は、日本時間13日午前1時50分ごろから噴火が始まり、現在も続いている。噴煙の高さは2500メートル上空に立ち上り、山頂には44×67キロのキノコ雲が発生し、大量の火山灰を降らしている。

 

■日本の火山の現状については、ハザードラボ「火山マップ」をご覧ください。

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