気象

太平洋側の日照時間 半分以下 原因はオホーツク海高気圧 気象庁

 

 北日本と東日本の太平洋側では、日照時間が平年の半分以下と少なく、涼しい日が続いている。原因は、オホーツク海高気圧の影響で、気象庁は、北日本の太平洋側を中心に今週いっぱいは気温が低い日が続く見込みだとしている。

 

 先月上旬から8月初めにかけて、北日本と東日本の太平洋側では、湿った気流や前線の影響で曇りや雨の日が多く、日照時間が平年の半分以下となっているところがある。

 

 この天気をもたらしているのは、北海道の北に停滞しているオホーツク海高気圧だ。周囲をユーラシア大陸とカムチャッカ半島に囲まれたオホーツク海では、初夏まで海氷が残る冷たい海水により、海面付近に高気圧が発生。上空を流れる偏西風によって北海道付近に冷たく湿った空気が流れ込みやすくなるというもの。

 

 ひとたび現れると、数日から1週間程度、長いときには2週間ほど居座るため、オホーツク海高気圧が出現する年には、低温や日照不足で、農作物に冷害が発生するなど大きな影響を受ける。

 

 気象庁によると今月1日から9日までの日照時間は、北海道の網走市で20.7時間、広尾町14.6時間、岩手県大船渡市18.7時間といずれも平年の40%にとどまっており、なかでも宮城県仙台市では11.1時間と平年の4分の1程度。

 

 一方、関東地方では先月23日〜今月9日までの18日間の日照時間が、東京46.8時間、栃木県宇都宮市20時間と、それぞれ平年の半分以下。

 

 日照時間の少ない状態と低温は、この先、1週間程度は続く見込みで、気象庁は農作物の管理に十分注意するよう呼びかけている。

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