食中毒

ポテサラ O-157患者13人に拡大 複数店舗で同時多発 加工工場で汚染か?

 埼玉県熊谷市の総菜店「でりしゃす籠原店」で販売したポテトサラダを食べた客が腸管出血性大腸菌(O-157)に集団感染した問題で、県は22日、同店の系列店でも患者が発生している事実を明らかにした。患者はこれまでの8人から13人に増え、このうち5歳の女の子が溶血性尿毒症症候群(HUS)を発症して入院している。

 

 この問題は、今月7〜8日にかけて熊谷市のスーパー内にある総菜店「でりしゃす籠原店」が加工販売したポテトサラダを食べた客8人が相次いで下痢や腹痛、血便などの症状を訴え、このうち6人の便からO-157が検出されたというもの。

 

 その後の調査で、籠原店と系列が同じ「でりしゃす熊谷店」で販売されたポテトサラダを食べた客も食中毒を発症していることが判明。ポテトサラダは群馬県高崎市の食品加工工場から仕入れた食材を各店舗で加工・販売していた商品だったことから、この加工工場でO-157に汚染した可能性が高いとみて、埼玉県は高崎市に対し、この工場の調査を依頼した。

 

 総菜店を運営する群馬県太田市の「フレッシュコーポレーション」は、群馬や栃木、埼玉で、「フジマート」や「アバンセ」などのスーパーマーケットや総菜店を運営しており、「でりしゃす」もそのひとつ。

 

 同社は22日、「でりしゃす全店舗」で今月7〜8日にかけてポテトサラダを購入し、不調を感じている消費者専用の相談窓口(0120-013-516)を設けた。

 あなたにオススメの記事