食中毒

夏休み合宿の予備校生ら104人 ホテルの食事で食中毒 飛騨高山

 岐阜県高山市のホテルで、今月20日から5日間宿泊した予備校生ら104人が、腹痛や下痢、発熱などの食中毒症状を訴え、このうち生徒9人からカンピロバクター菌が検出されたとして、岐阜県は29日、ホテル「龍リゾート&スパ」に営業禁止を命じた。

 

 食中毒が発生したのは、高山市荘川町のホテル「龍リゾート&スパ」。岐阜県によると、今月20日から24日にかけて同ホテルで合宿した17歳から33歳までの男女104人が、食中毒症状を訴え、このうち30人が医療機関を受診した。

 

 飛騨保健所の調べで、9人の患者の便からカンピロバクター菌が検出されたことから、ホテルが提供した食事による食中毒だと断定した。

 

 生徒らはこのホテルで20日昼食から24日朝食まで計12回食事をしており、21日朝に最初の患者が発生。現在、保健所が調理スタッフや調理設備の検査を進めて、原因の特定を急いでいる。

 

 同ホテルのホームページによると、食中毒の原因となった食事を調理した厨房は29日から5日間、営業を中止するが、隣のホテルのレストランは通常の営業を続けるという。

 

 カンピロバクターは、家畜やペット、野鳥などあらゆる動物の腸内に生息するらせん状の細菌で、食肉処理や流通過程で牛や豚、鶏などの肉やレバーを汚染し、加熱が不十分だと感染する。

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