防災知識

「非常袋」の中身を並べてみよう!防災の日に「避難生活」への備え

 きょう9月1日は、1923年に起きた関東大震災にちなんで制定された「防災の日」。いつ起こるかわからない巨大地震だけでなく、台風や土砂崩れ、火山噴火など、あらゆる自然災害に対する備えを確認するうえで、オススメのアイテムをご紹介しよう。

 

 新聞紙を広げたサイズのこのポスター。神戸新聞が考案した「避難所生活をより良くするグッズ」がひと目でわかるリストになっている。

 

 1995年の阪神・淡路大震災と2011年の東日本大震災、昨年の熊本地震では、地震発生直後の避難所では、多くの避難者がプライバシーを守るためのスペースも仕切りもないなかで、ストレスと不安を抱えて過ごした。

 

 兵庫県や神戸市では今年、より良い避難所運営を考えるプロジェクトを立ち上げ、その第一弾として、行政や自治体からの支援が届かない災害直後3日間72時間に必要とされる物資を準備するための「並べる防災」を提案。

 

 神戸新聞の紙面上に非常用の持ち出し袋の中身を並べ、各家庭で話し合いながら、必要とする物資を準備して“並べる”作業を通じて、防災意識を高めるのがねらいだ。

 

 「並べる防災」に組み込まれている物資は、飲料水や非常食などの必需品に加えて、アイマスクや耳栓などのストレスを和らげる効果があるもの、女性や子供を意識したさまざまなものなどが可視化されていることから、文字だけのリストに比べて、子供から高齢者まで幅広い世代にわかりやすいと好評だ。

 

 

 

 左下のフリースペースには、各家庭で話し合ってそれぞれの生活に合った必要なものを置くことができる。この話し合いこそが、ふだんは忘れがちな災害に備える意識を高め、普及率わずか3割程度の非常袋の準備率を上げることにつながると期待されている。(スミセイ「我が家の防災」アンケート2017より)

 

「並べる防災」は、この記事の関連リンク先からもダウンロード可能なので、非常袋の中身を再確認しながら、家族で話し合いの機会を持って欲しい。

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