地震

メキシコ巨大地震 直後に謎の発光現象 首都の夜空に出没!

 メキシコの首都メキシコシティでは8日、マグニチュード(M)8.2の地震が発生した直後に、地平線に近い夜空に青白い光が瞬く発光現象が観測された。この現象は、ニュージーランドで昨年11月に起きたM7.8の地震直前にも目撃されており、雷ではないと考えられている。

 

 日本時間8日午後1時49分ごろ、メキシコ沖の太平洋を震源とするM8.2の地震が発生した。米地質調査所(USGS)によると、この地震の震源の深さは35キロ。発生から2時間で、M4〜5クラスの余震が9回観測されている。

 

 現地では、地震発生時刻が7日深夜とあって、被害の全容ははっきりしないが、地元メディアの報道によると、震源とは反対のメキシコ湾に面するタバスコ州では、子供2人を含む少なくとも5人の死亡が報告されているほか、多数の建物が倒壊している。

 

 また、震源から北西に600キロ近く離れた首都メキシコシティでは地震発生直後に、複数の住民が、上空で青白い光が何回も光るのを見たという報告が相次いだ。YouTubeやSNSに投稿された動画を見ると、いずれも地平線に高さで緑から紫色のオーロラに似た光が瞬くようすがとらえられており、雷ではないことがわかる。

 

 

 

 この現象は、2016年11月13日にニュージーランドで起きたM7.8の地震の際にも目撃されている。米航空宇宙局(NASA)エイムズ研究センターの地震学者フリーデマン・フロイント氏が2014年に発表した研究によると、発光現象のほとんどは活断層の真上で目撃されているという。

 

 論文によると、地面を通り抜けた地震波が、岩石に衝突して電気が発生し、それが猛スピードで地上に達したときに、地表ではじけて空中で弾けるなかで放電するのが光の正体だという。日本でも、1930年の北伊豆地震や1965年の松代群発地震で見られた記録があるという。

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