宇宙

再び磁気嵐到来?「11日にもXクラスの太陽フレアが起きていた!」

 今月6日に太陽の黒点群で起こった爆発(フレア)現象に続いて、11日未明にもX8.2のフレアが発生したと、情報通信研究機構(NICT)が明らかにした。前回のX9.3には及ばないものの、太陽風の乱れが再び地球に到来するおそれがあるという。

 

 米航空宇宙局(NASA)の太陽観測衛星(SDO)は、日本時間11日午前1時6分ごろ、黒点群2673という活動領域で、X線強度が5等級中最高のX8.2のフレアをとらえた。これに先立つこと30分前の同日午前0時35分には、日本でも同現象を観測。

 

 今回の太陽フレアは、前回とは異なり、太陽の西側に黒点群がまわりこんだ段階で発生したため、地球へ影響が及ぶ可能性は低いと考えるのが一般的だが、NASAの太陽観測衛星SOHOやSTEREOがとらえた動画を見ると、太陽ガスが勢いよく放出しているので、太陽風の乱れがきょう未明から午後早くにも地球に到来する可能性がある。

 

 この影響で、上空300キロ付近の電離圏や磁場が乱れて、通信衛星や放送衛星などの人工衛星の障害やGPSに誤差が生じるおそれがあるとして、今後とも注意が必要だ。

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