生物

230頭のホッキョクグマが大集結!空腹を満たしたのは…?シベリア

 9月半ば、北極海に近いロシアのウランゲリ島に230頭余りのホッキョクグマが集結する出来事があった。海岸線を埋めつくす白い巨体の眼前には、それよりももっと大きなクジラの死骸が横たわっていた。

 

 この珍しい光景に遭遇したのは、ロシアの北シベリア沖を通って太平洋と大西洋を結ぶ北極海航路をクルージングするニュージーランドからの観光客グループ。

 

 日付変更線の西側に位置するウランゲリ島は、極東ロシアのチュクチ自治区に所属していて、アザラシやレミング、ホッキョクグマの繁殖地となっている。

 

 先月19日にゴムボートで島の近くを通過中、群れで暮らすことのないホッキョクグマが大量に集まっているのを発見。すぐにホッキョククジラの死骸にむしゃぶりついているのに気づいた。島の自然保護区の発表によると、このときに集まっていたホッキョクグマの数は230頭を超えていて、いずれもひどく腹をすかして痩せていたという。

 

 国際自然保護連合(IUCN)によると、ホッキョクグマは北極圏の海氷の減少に伴って、生息数の減少が観測されていて、絶滅の危険性が指摘されている。

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