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タコが歩く冗談みたいな動画 砂浜を集団行進の謎 英国

 先月末、英国ウェールズ地方の砂浜を大量のタコが、陸に向かって一斉に歩いていくのを、地元のイルカ監視保護団体が発見した。タコの生態を研究する専門家は、集団行進をとらえた動画を見て「まったく理由がわからない」と首をひねっている。

 

 8本の足を使って陸上を歩くタコが見つかったのは、ウェールズ地方中西部のケレディジョン・ビーチ。先月27日の夜10時ごろ、イルカ監視団体「SeaMôr Dolphin Watching Boat Trips」を率いるブレット・ジョーンズさんが散策していたときに、足元をうごめくタコに気づいた。

 

 

 よく見ると、タコは1体だけではなく、浜辺のあちこちを歩いていて、その数20を超えていた。「タコは波打ち際からはい出して、陸上を目指すように懸命に触手を動かしていました」とブレットさんは言う。

 

 その夜、海は多少しけていたが、ブレットさんの仲間は、別の日にもタコの散歩を目撃していたという。翌朝には砂浜にタコの死骸が点々と落ちていた。

 

 アンカレッジのアラスカ太平洋大学の海洋生物学者デヴィッド・シールさんは、動画を見て、「海洋の異常でしょうか?嵐の前触れなのか干潮が原因なのか、海水温が高すぎるのか低すぎるのか、タコがビーチマラソンに参加する理由なんて思いつかない」と頭を抱えている。

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