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海側地下道から23億ベクレルの放射性セシウム 福島第一

 東京電力は27日、福島第一原発からの汚染水が港湾内に流出した問題について、汚染水の漏えい源となったとみられる海側トレンチ(地下道)の滞留水から1リットルあたり23億5000万ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。

 

 東京電力によると、26日の調査によって2号機取水電源ケーブルトレンチの滞留水から検出された放射性物質は、セシウム134が7億5000万ベクレル/1リットルでセシウム137が16億ベクレル/1リットル。ストロンチウムなどベータ線を放出する放射性物質は7億5000万ベクレル/1リットルだった。

 

 2号機取水電源ケーブルトレンチからは今月17日にも同じくセシウムが検出されていたが、そのときはセシウム134が1200万ベクレル/1リットルとセシウム137が2400万ベクレル/1リットルで、今回はその約100倍の検出量となる。

 

 なお、海へ漏えいした汚染水は2011年4月の2号機取水口スクリーンでも、セシウム134が18億ベクレル/1リットルとセシウム137が18億ベクレル/1リットルが確認されており、東京電力では「引き続き、護岸の地盤改良工事などの汚染拡大防止対策を鋭意進める」とのこと。

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