健康問題

タイから個人輸入した「ホスピタルダイエット」で手足のしびれ 東京都

 20代の女性が、タイから個人輸入したダイエットサプリを飲んだところ、気分が悪くなり、手足のしびれなどを訴えて、東京都内の医療機関を受診していたことが明らかになった。都福祉保健局が検査したところ、食欲を抑える医薬品成分が検出された。

 

 東京都福祉保健局によると、このサプリメントは、タイの病院が処方する複数の医薬品を組み合わせた「MDクリニックダイエット」とか「ホスピタルダイエット」などと呼ばれるもの。

 

 厚生労働省によると、過去にも千葉県や山梨県などで個人輸入した痩せ薬による健康被害の報告が寄せられており、これまでの調査で、国内では未承認の食欲を抑制する成分や、向精神薬、便秘薬などのほか、甲状腺機能に障害を起こす成分などが確認されており、2002年以降、複数の自治体で死亡例を含む健康被害が報告されている。

 

 このうち、東京都と神奈川県ではこれまでに合わせて4人が死亡しているほか、中毒性の皮膚の壊死や肝機能障害など、重い副作用が残った人もいる。

 

 厚労省は、向精神薬が含有されている製品は、インターネットを通じて注文する個人輸入品であっても、麻薬及び向精神薬取締法で禁じられているとして、絶対に服用しないよう注意を呼びかけている。

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