宇宙

宇宙ステーションが「スーパームーン」横切る影をとらえた!

 いよいよ今月17日、日本人宇宙飛行士・金井宣茂さんがロシアの宇宙船ソユーズで国際宇宙ステーション(ISS)に向けて出発する。米航空宇宙局(NASA)は、クルーの到着を待つISSが月を横切った瞬間の撮影に成功した。月の軌道が地球に最接近した今月3日のスーパームーン前日のことだ。

 

 スーパームーンは、楕円の軌道で周回する月の距離が、地球に最も近づく日に見られる満月で、12月3日〜4日の夜にかけて現れた。

 

 ちょうど前日、米首都ワシントンのNASA本部では、ISSが月の前面を横切る瞬間の撮影に成功した。地上400キロ上空を飛ぶISSは、地球をわずか90分で1周しており、速度は秒速8キロ程度とライフルの弾丸(秒速2.5〜3キロ)を上回る。

 

 サッカー場くらいの大きさなので、通常の人工衛星に比べればはるかに見えやすいものの、ISSが1周する間に地球も自転しているため、毎日軌道がそれていくことから、それぞれの地点で見えるチャンスは限られており、宇宙航空研究開発機構(JAXA)でも10日先の位置情報しか予測を公表していないほど。

 

 そんなレアな存在のISSが今月2日、ほとんど満月の前を猛ダッシュするシルエットがNASAの写真家によってとらえられた。瞬きしている一瞬の出来事なので、親切にもNASAがその軌跡を合成してくれた。スーパームーンを見られなかった人は、ここでお月見を楽しんでほしい。

 あなたにオススメの記事