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オーロラより珍しい!世界の果てシベリアで「光の列柱」出現

 

 シベリアの雪原に今月、水平線から上空に向かって垂直に立ち上る光のビームが出現した。大気中の水蒸気が凍ってできた六角柱状の氷の結晶に、地上の光が反射して見える「漁火光柱(いさりびこうちゅう)」だ。

 

 見事な光の列柱をとらえたのは、北極海に面したロシア北西部ネネツ自治管区からヤマル半島にかけての広い範囲。

 

 シベリアの中でも最も北に位置し、モンゴロイドに属する先住民族ネネツ人が住むこのエリアは、現地の言葉で「世界の果て」を意味する。

 

 永久凍土に覆われた凍てつく氷の大地で今月11日の夜、七色に輝く幻想的な漁火光柱が出現し、少し早いクリスマス気分を味わった。 

 

 指先も凍りそうな厳寒に耐えて撮影に成功したのは、ネネツ自治管区の行政の中心ナリマン・ヤルに住むアントン・ヴィドリアコフさんと、そこから500キロほど離れたヤマル半島に住むジュリアさん。お互いに会ったこともない相手だが、ほぼ同時にインスタグラムに投稿したことから、SNSを通じて、自分が目にした漁火光柱は幻じゃなかったんだとあらためて感激したという。

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